主要採光面。

主要採光面とは

 

その建物・その部屋が主に採光を得る面の事。

 

採光とは、自然光の事で外の光が取り込める窓や開口部（採光上有効な窓）の事です。

 

その最も大きな面積のものが設けられている面を、主要採光面といいます。

 

主な居住スペースとなる部屋には、部屋の床面積1/7以上の面積を持った採光上有効な開口部を

 

設けなければいけないと決まっています。

 

建物の性質によって異なり

 

学校・保育園など　　1/5　大きくなります。

 

病院など　　1/7　　住居と同じです。

 

主要採光面が北向きだと日が入りずらいイメージがありますが

 

高層階に部屋がある場合、北側でもあまり影響はない場合がほとんどです。

 

周囲に邪魔するものが無く、十分光は入ってきますし高層階ほど風が強く

 

洗濯物を干す場合も影響はないといえます。

 

 

主要採光面が南向きだと「光がよく入り住みやすい部屋」「洗濯物もよく乾く」といいイメージがあります。

 

でも低層階の場合、隣接建物が南側にある場合いつも日当たりが悪い状態になる場合もあります。

 

 

主要採光面が東向きの寝室の場合、朝日を浴びたい方には最高ですが夜勤仕事や

 

昼夜逆転生活をされている方にはいらない朝日です。。。

 

 

主要採光面が西向きの寝室の場合、夕日がずっと入り込むため冬は暖かさが長く残ります。

 

夏場は暑いので、カーテンを閉めたりオーニングを設置したり上手に工夫するようにしましょう。

 

 

主要採光面の方角は大切ですが自分たちの

 

ライフスタイルを考慮したうえで

 

メリット・デメリットを考えてもいいのではないでしょうか。

 

一概に〇〇〇の方角はダメと決めつけてしまうと

 

大切な物件との出会いを逃してしまいます。